口腔内における「感覚」や「咀嚼」、「嚥下」、「唾液の分泌」などの機能が低下している状態を指します。
7つの評価項目を用い、そのうち3つ以上で低下が認められた場合、口腔機能低下症と診断されます。
7つの評価項目とは
口腔機能低下症を診断する評価項目は
以下の7つです。
- 口臭衛生状態
- 口腔乾燥
- 咬合力
- 舌口唇運動機能
- 舌圧
- 咀嚼機能
- 嚥下機能
歯科医院で口腔機能強化に
取り組むべき理由
口腔機能は、むし歯や歯周病などで歯を失うと低下しますが、それに加えて、加齢変化や廃用(口腔を使わないこと)、全身の病気(脳血管疾患、神経疾患、認知症等)でも、口腔機能が低下することが分かっています。
そのため、早くから歯科を定期的に受診し統合的に改善することが重要です 。