妊娠初期
妊娠初期はつわりもあるので、緊急の症状でない限り、ケアを中心に行います。痛みが強いなどの場合には緊急処置を行いますが、赤ちゃんの安全のためにも大きな処置・治療はなるべく避けています。妊娠中期を待って、安定期に入って体調の様子を見ながら、治療が必要場合にはスタートします。
妊娠中期(安定期)
妊娠中期(安定期)は、一般的な歯科治療を受けるのには問題ない期間です。患者さんの体調に配慮しながら、気になる症状がある場合にはこの時期に治療を行います。お腹の赤ちゃんにも患者さんにも、無理がないように進めていきますので、心配なことは何でもご相談ください。
妊娠後期
この時期は治療中の刺激が子宮収縮の原因になって、早産の可能性が考えられるので、極力歯科治療は控えるようにお願いしています。この時期は陣痛が始まるリスクが常にあるので、妊娠後期ではなく、妊娠中期に治療を済ませるか、出産後落ち着いてから治療を開始することをおすすめします。