できるだけ歯を残すMI治療
MI治療とは、大切な歯をできるだけ残し、むし歯だけを除去する治療です。従来の治療では、被せ物や詰め物をしっかり保持させるためにむし歯以外の部分も削って、必要な形態を維持する必要がありました。しかし、接着材や歯に詰める素材の開発が進み、できる限り歯を残す治療を実現できるようになりました。
MI治療の取り組み
5倍速コントラ
歯を削る一般的なタービンと比べて、5倍速コントラは分速4万回程度の少ない回転数で、優しく小さな音で歯を削ります。
ダイアグノデント
やさしいレーザーの光でむし歯の進行を数値化します。そのため、「削るだけの治療」から「進行状況に合わせて適切な管理をする治療」を可能にしました。
カリエスチェッカー
むし歯をカリエスチェッカーで染めだすことで、歯を削る量をできるだけ抑え、削り過ぎることを防止します。また、むし歯の取り残しも防げます。
できるだけ痛みを軽減して
歯を残す治療
当院では、歯科治療の負担を減らすために、できるだけ痛みを軽減して歯を残す治療を目指しています。麻酔をする際にも「表面麻酔」「電動麻酔」「細い針による麻酔液の注入」で麻酔の際の痛みに配慮しています。歯医者が苦手な方でも安心して治療を受けられるよう進めていきますので、ぜひ一度ご相談ください。
痛みを抑えるための取り組み
表面麻酔
麻酔の針を入れる時の痛みを軽減するために、表面麻酔を行います。表面麻酔用の塗り薬で注射針の痛みを抑えることが期待できます。
電動麻酔
体温と近い温度に温めた麻酔液を一定の力で注入します。そうすることで、麻酔の時の痛みの軽減につながります。
細い麻酔針
痛みに配慮した治療の取り組みの1つに「細い針による麻酔液の注入」を行っています。細い針を使用することで痛みの軽減につながります。
むし歯を削った後に被せ物をしますが、「セラミック」の被せ物は金属を使用しないので、金属アレルギーの心配がありません。また、天然歯のように自然な色調を再現でき、時間が経っても変色せず「審美性」に優れています。また、プラスチックの素材に比べると「耐久性」が優れています。さらに、汚れがつきにくく、「むし歯や歯周病の予防」効果も期待できます。